ピロリ菌と胃がんの関係が分かりました!
ピロリ菌という言葉をよく耳にしますが、正式名称はヘリコバクターピロリです。このピロリ菌が胃がんの発病と深くかかわっているという研究報告があります。
厚生労働省では、ピロリ菌に対する研究班を発足させ、ピロリ菌の感染と原因、そしてその結果引き起こされる胃がんの因果関係を調べています。
そのピロリ菌の研究成果として、LG21という乳酸菌を発見しました。このLG21乳酸菌は、胃炎の改善効果があり、ピロリ菌の数が減少するという結果が出ています。
このサイトでは、ピロリ菌の基礎知識をお伝えします。
中高年では、50代以上で70%がピロリ菌に感染しているとの調査結果があります。ピロリ菌によって慢性萎縮性胃炎に変化し、さらには胃がんに罹患する可能性が高まります。
自分の健康と家族の幸せのためにも、ピロリ菌について基礎知識を仕入れるのは必要です。
ピロリ菌とは?
ピロリ菌の正式名称は、「ヘリコバクター・ピロリ」といいます。オーストラリアの医学者2人が発見し、後にノーベル生理学・医学賞を贈られました。
ピロリ菌は、胃の出口付近に生息している螺旋形の細菌で、鞭毛を動かして活発に活動します。
ピロリ菌は人から人へ感染します。乳幼児は、胃の抵抗力が弱いので、食物や水や親などの給餌により感染します。
日本人の2人に1人がこのピロリ菌に感染しているとのデータもあります。50歳以上ではなんと70%が感染していると見られています。
厚生労働省研究班がピロリ菌について、研究成果を発表しました!
下記は厚生労働省研究班の疫学研究にて、ピロリ菌と胃がんの関係について調査研究を行った結果です。
1)ピロリ菌感染者の胃がんリスクは、非感染者の5.1倍に上る。
2)ピロリ菌陰性と判定された人でも、過去に感染した事のある「隠れた陽性者」を含めると、感染者の胃がんリスクは感染した事のない人の10.2倍になる。
3)慢性萎縮性胃炎を患っている人の胃がんリスクは、健康な胃を持っている人の3.8倍になる。さらにピロリ菌に感染していると、胃がんリスクは10.1倍に上る。
この研究結果を見ると、ピロリ菌に感染している人では、ピロリ菌に感染していない人よりも胃がんになる確率が高くなります。
ピロリ菌感染と胃がんの関係を示した研究報告
ピロリ菌感染と胃がんの関係性を、厚生労働省研究班が調査を行いました。全国の保健所の管内に住んでいる40歳から69歳までの男女約4万人を対象に実施されました。
この4万人から血液の提供を受けて、ピロリ菌の感染の有無を調べました。調査期間は、平成2年から15年間で、追跡調査を行いました。
この15年間で、胃がんにかかった人と胃がんになっていない人の2つのグループに分けて、それぞれピロリ菌の有無を調べました。
この中で、512人の人が胃がんになり、この512人のうちでなんと94%の人にピロリ菌に感染していました。
ピロリ菌検査で陰性出ても安心できない?
胃がんの前提病変の一つして、萎縮性胃炎があります。萎縮性胃炎になると、ピロリ菌は胃の中に棲めなくなると言われています。
そのため、一般的な血液検査陰性として判定されます。
しかし、Ca gA抗体を調べる検査をすると、陽性反応が出る事があり、「隠れ陽性」と呼びます。
Ca gAは、ピロリ菌の病原性を決めるたんぱく質で、このたんぱく質を持つピロリ菌は、強い毒性をもちます。
日本人の大半は、この毒性の強いピロリ菌に感染しているとの研究結果があります。
ピロリ菌が胃炎を、胃炎が胃がんを
ピロリ菌に感染すると、胃の粘膜が傷つけら、その結果、炎症を起こします。
胃の炎症が長く続くと、慢性胃炎になります。さらにストレスが加わり胃の粘膜が傷つけられると、潰瘍ができます。
さらに何度も胃炎を繰り返すと、胃の粘膜が萎縮して薄くなります。この萎縮した粘膜から胃がんへと病変します。
ピロリ菌が胃の粘膜を傷つける事で、胃炎を引き起こし、胃がんのきっかけを作ります。
ですから、胃がんの最大のリスクファクターは、ピロリ菌になります。ピロリ菌は、まさに胃がんの根源であると最近では見られています。
ピロリ菌の除菌は有効なのか?
万が一、ピロリ菌の検査で陽性になってしまったら、ピロリ菌の除菌を検討する必要があります。
ピロリ菌は、抗生物質によって除菌することができます。ただし、ピロリ菌の除菌は100%ではなく、除菌の効果があるのは胃潰瘍や十二指腸潰瘍にかかっている人です。
さらに最近は薬に対する耐性が出てきたため、以前は除菌率が90%以上だったのが、70%近くまで下がってきています。
ピロリ菌に対して現状は、有効な除菌薬がない状況です。しかし最近の研究では、LG21という乳酸菌がピロリ菌を抑制するという結果が出てきました。
LG21乳酸菌ヨーグルトとピロリ菌の除菌
ピロリ菌を、除菌できる薬はまだありませんが、ピロリ菌を抑制する物質となるLG21という乳酸菌があります。
東海大学医学部の古賀教授が行った実験では、LG21乳酸菌の入ったヨーグルトを30歳以上の104人に毎日1つ食べてもらい、ピロリ菌抑制効果を測定しました。
そして12週間の摂取した後に、胃の粘膜を調べました。炎症を引き起こしている人ほどピロリ菌の数が減少していたとの結果が出ました。そして、胃炎が改善されていました。
LG21乳酸菌は、胃酸に強く、胃で働く善玉菌です。
LG21乳酸菌が入った食品を摂取する事で、胃炎を改善することができます。
ピロリ菌を抑制する事で、将来の胃潰瘍や十二指腸潰瘍のリスクを下げる事になります。また胃がんのリスクも下がる事が期待できます。
将来的には、胃炎の激しい人にLG21乳酸菌を含んだヨーグルトや薬を摂取してもらい、胃炎の改善をしてもらう事が可能になります。
また抗生物質による除菌に失敗した人にも、胃炎改善とピロリ菌抑制の効果が期待できます。
胃がんは怖いです。しかし、ピロリ菌の抑制と、胃がんの早期発見で生存率が高まりますから、普段からの検査や体調管理に気を遣いましょう。
また、ガン保険に入るといざという時に安心です。ガン専門の保険ならではケアが期待できます。保険市場はもちろん、胃がんにも対応しています。
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| ピロリ菌に感染すると、慢性胃炎になります。そして胃の粘膜が萎縮する事により、潰瘍やガンに病変します。胃がんは早期発見が生存率を左右します。年に1度はこうした検査キットを使うといいでしょう。
使い方は非常に簡単です。 |
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